今は あまり見ることのできない 玉虫です。
法隆寺の国宝・ 玉虫厨子は その装飾に玉虫が使われているので その名がついたようですが
ゆらきの庭で 2,3年にいちどは 玉虫に出会います。
今年は 運よくその年になりました。
美しく深く輝く 玉虫 を愛でていると 懐かしい月の香りが漂ってきました。
銀木犀の香りです。
樹齢250年といわれていた樹が10年ほど前に枯れ 新しく植えたまだ小さな若木なのに・・
銀木犀は 金木犀の南国的な香りと違い ゆかしくて 月の香り と言われています。
今年は 中秋の名月と満月が重なり その月光を浴びて 一段と香りが増しているのでしょう。
もうひとつ ゆらきの秋の宝ものをご紹介しますね。
山帽子の実
初夏には 美しく個性的な白い花をつけ 今は 赤い実です。
訪れた人々は みなさん同句異音 「なんて可愛い!」
可愛いだけでなくて とても美味で
流行りのマカロンに もっと風味をつけた
フランス風の大人の味とでもいいましょうか。
あるがままの日々ですが
「こんなところに住まいさせていただけるのは
何故ですか?」
と 天を仰ぎ 尋ねてみたくなるような・・
悟りは終わりではない。
それで何をするのか? いかに生きるのか? いかに進化し、より遠くへと行くのか?
「エンライトメント伝統を超えて」 アジス・クリストフ フーマン・エマミ
ご祝辞をいただき ありがとうございます。
すでに終わったことなのですが
あるがままお受けさせていただくことにいたしました。
みなさまから喜んでいただき 喜びをいただいています。
来春 辛夷の咲くころ ゆっくりとゆらきへお越しくださいませ。お待ちいたしております。
ありがとうございました。